先日、新聞の記事を読んでいると次のような記事を見つけてとても気になりました。
「日本のパスポートが世界最強に」ー
日本のパスポートの価値って一体世界ではどのような位置づけなのか改めて調べてみることにしました!
日本のパスポートがついに世界一に
英国のコンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ」が10月9日、ビザなしで渡航できる行き先国数を基準にしたパスポートの強さ指数を公表し、日本はシンガポールを抜いて単独の世界1位となった。(朝日新聞記事一部引用)
その数はなんと190カ国!
公表によると「国際空港運送協会」という第三者機関がもつデータを元に、199カ国の地域のパスポートを対象に調査したとのこと。
日本のパスポートでビザなし、または到着時のアライバルビザで申請入国できる地域は、今年7月の時点でシンガポールと並び189カ国でしたが、今月1日からミャンマーが日本人の観光ビザを免除することになり単独1位になりました。
190カ国をビザなしで行き渡ることができるとは、まさに名実ともに最強です!
LCCの台頭などにより世界旅行がしやすくなっているとはいえ、観光でこれだけの国に旅行ができることは日本人の特権として感謝をしなくてはならないですね。
主要国のパスポートの強さランキング
1位 | 日本 | 190カ国・地域 |
---|---|---|
2位 | シンガポール | 189カ国・地域 |
3位 | ドイツ・フランス・韓国 | 188カ国・地域 |
4位 | デンマーク・フィンランド・スペイン・イタリア・スウェーデン | 187カ国・地域 |
5位 | 米国、英国、ノルウェー、オーストリア、ルクセンブルク、 オランダ、ポルトガル |
186カ国・地域 |
6位 | ベルギー、スイス、アイルランド、カナダ | 185カ国・地域 |
7位 | オーストラリア、ギリシャ、マルタ | 183カ国・地域 |
8位 | ニュージーランド、チェコ | 182カ国・地域 |
9位 | アイスランド | 181カ国・地域 |
10位 | ハンガリー、スロベニア、マレーシア | 180カ国・地域 |
29位 | 台湾 | 148カ国・地域 |
71位 | 中国 | 74カ国・地域 |
99位 | 北朝鮮 | 42カ国・地域 |
105位 | ソマリア、シリア | 32カ国・地域 |
106位 | イラク、アフガニスタン | 30カ国・地域 |
アジア諸国では意外にも中国の順位が低いことには驚きでした。最下位はイラク、アフガニスタン。他にもシリア、イエメン、パキスタンなど紛争が続く地域では自由に国の往来がしづらいことが伺えてきます。
海外に出るまではパスポートのことなんて気にすることはしなかったのに、いざこうしてみるとその価値と、日本に対する信用力は世界的なものとつくづく感じます。
この特権を生かさない手はないですよね。
僕自身、国内を旅行することも好きなので否定をする気は全くありませんが、海外に興味があるのに「英語ができないから」、「異国の食事は合わなさそうだから」という理由で海外旅行を最初から諦めている人をよく見かけます。
でも、このような状況では本当に勿体ないことだとも思います。
きっかけはどんなことでも良いと思います。
「遺跡を見てみたい!」
「異国の人と話したい!」
「小籠包が食べたい!」
どんなに小さい理由でも良いと思います。
英語ができないなら英語を話せる努力をすればいいだけで、食事だってどうだってなりますから(僕だって最低限の英語しかできないですし・・・好き嫌いも多いです)
元々、海外に興味がないのであれば話は別ですが、興味があればこの最強のパスポートを持ってもっと世界に出るべきだと思います!
旅に出ることで内面も変わることができる
話は脱線しますが、日本航空の元社員で現在大学教授を務める、久恒啓一さんの著書「30歳からの人生リセット術」では、次のようなことを述べています。
「外的世界の拡大は、内的世界を深化させる」
テレビやインターネットばかりを見ていれば、世の中のことはだいたい分かるけれど、実際それでは全く不十分。そこには「実体験」が欠落しているからと続けて述べます。
それを補う一つとして、旅は有効的な一つの手段と久恒さんは自らの著書で仰っています。
リアルな体験をすること、異質なものと会うこと(外的世界の拡大)で、自分自身の血となり肉になる。そしてその経験こそが自らの潜在的な部分を深化させ、自分を高めたり、内面的な幸せにも繋がっていくのだと、僕もこの歳になって気づくことができました。
物質的な幸せを追い求めるより、僕は色々な実体験を通して自ら体験したことをこのブログで綴っていけたらと思っています!