クアラルンプールのKLセントラル駅近くに、ブリックフィールズというインド人街があるのをご存知ですか?
このブリックフィールズの端に、土鍋に入った炊き込みご飯が美味しいと評判のインド料理店があります。
今回ご紹介するレジェンド・クレイポッド・ビリヤニハウスです。
大衆食堂の雰囲気ながらも、名物のクレイポットビリヤニが絶品のお店でしたので是非ご紹介させてください。
クレイポッドビリヤニとは
クレイポットとは土鍋のことを指し、ビリヤニはインド周辺で食べられているスパイスとお米、魚やお肉などから作られるお米料理のことです。
ビリヤニで使用されているお米(バスマティ米)は細長い形でパラパラした食感が特徴。本場のビリヤニはそのお米の形を壊すことなく、お米を炊いたあとでも口当たりの良いパラパラとした食感が楽しめるのだとか。
この土鍋を使用したクレイポッドビリヤニも食感はもちろん、土鍋についたおこげの香ばしさも楽しめる絶品料理です。
今回ご紹介するレジェンド・クレイポッド・ビリヤニは、そんなクレイポッドビリヤニの名店としてマレーシアのガイドブックにも多数掲載されている名店です。
レジェンド・クレイポッド・ビリヤニハウスの場所
お店はクアラルンプールのリトル・インディアにあります。
KLセントラル駅を出て徒歩約5分のところにあります。
駅直結のショッピングモール「NUセントラル」を出ると、目の前に大きな通りがあるので通りに掛かる歩道橋を渡ってください。
通りに沿って商店街があるので右折し数分進むと、角にHong Leong Bankという銀行があるのでそこを左折。突き当たりにお店があります。
夜に行きましたが明るくポップな雰囲気のレストランで、清潔感あるお店でした。
席数も多いので待つことはないと思います。クーラーもよく効いていて快適でした。
私が伺った時は、お客さんは全員インド系の方でした。
レジェンド・クレイポッド・ビリヤニハウスのメニュー
メニューはこちら。
店名にクレイポッド・ビリヤニと入るくらいなので、ビリヤニの種類は豊富。
メインのビリヤニのページ。
チキン、羊肉(マトン)、魚、エビ、イカなどが素材メニューに並びます。
チキン単品はRM13.50(約350円程度)。屋台や他店に比べると若干値は張ると思いますが、エアコンのよく効いた屋内でこの雰囲気ならば想定内の価格です。
下はベジタリアンの方向けメニュー。
マッシュルームなどのキノコや、魚、エビ、羊肉(マトン)などどれも美味しそうです。
こちらには卵は載りません。
他にもインド料理やマレー料理を中心としたメニューはありましたが、私は定番ビリヤニをオーダーしました。
待つこと10分ちょっと。熱々の状態で運ばれてきました。プレートの下に大きなバナナの葉っぱが敷かれているのが特徴的でした。
スプーンでお米を丁寧にすくうと、香ばしいスパイシーな香りが。食欲を掻き立てられるとはまさにこのことです。
口に運ぶとスパイスの味がブワーッと口の中に広がってきます。
結構、辛いっ・・・でもウマい!
辛党ではない私はギリギリセーフな辛さでした(カレー屋では、辛口の中でも最も低い程度の辛さをよく注文します)。
とはいえ、辛さ以上にお米の食感も美味しくおこげも実に美味しい。
そしてボリュームも結構あります。
スパイス自体にクセはありません。食べやすいので付け合せの卵を崩して米になじませたり、カレーソースやヨーグルト風の野菜と一緒に食べるのもよかったです。
辛さに自信のない方は、チャイやラッシー、濃厚と評判の高いフレッシュジュースと一緒に注文しても良いかもしれませんね。
まとめ
レジェンドの店名にふさわしいクレイポッドビリヤニの有名店のご紹介でした。
クアラルンプールのターミナル駅である「KLセントラル駅」からすぐのところにあり、空港へ向かう方や、観光の合間にも行きやすいお店だと思います。
早朝7:00から夜23:00まで空いているようなので、スパイシーな料理が食べたくなったらぜひ行ってみてはいかがでしょうか。