東南アジアをはじめ、今やハワイや日本の国内線にも就航している格安航空会社(LCC)のエアアジア(AirAsia)。
飛行機代が安い反面、受託預かり荷物は全て有料になっています。事前予約で少しは割安にはなりますが、当日空港での申込や機内持込手荷物が重量オーバーともなると高額料金を取られるので注意が必要です。
LCCの中でも手荷物検査が厳しいと言われているエアアジアに、私は15回以上搭乗をしていますが、これまでに一度も受託手荷物を預けずに機内持込だけで搭乗をしてきました。
エアアジアの機内持ち込みの重量制限は本当に厳しいのか?
実際に搭乗をしてみた見解と、基本ルールを併せて解説します。
エアアジアの機内持ち込みルール
エアアジアの機内持ち込みサイズは高さ56cm×長さ36cm×奥行23cm以内。重量は合計重量7kgまでがルールです。これはバッグ自体の重さを含めての全ての手荷物の重量です。
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引用:AirAsia公式
荷物の個数は、メインのキャビンバッグ1個、サブはPC用バッグorハンドバッグor小さなバッグそれぞれ1個の計2個までです。
さらにメインバッグは棚上、サブバッグは座席下に収納できることが条件なので、基本的にそれ以上のサイズや個数の荷物を持っていると以上の条件でまとめる必要があります。
なお、受託する際の手数料は乗る便によって料金が変わるので、もし預ける必要がある場合は公式ホームページを参考にしてみてください。
実際に搭乗した体験から
エアアジアは事前にWEBチェックインがあるので、国内線であれば先に済ませておけば基本的にカウンターには寄らなくても良いのですが、国際線の場合はWEBチェックインを事前に済ませていても、日本出国時のパスポート確認で一度ドロップカウンターに寄らなくてはならないため、そこで計量を求められるので注意が必要です。
帰りの復路は荷物が増えることを考えると、1.5kg〜2kg程度は余裕を持たせておくのが理想的です。
さらにカウンター以外にも計量ポイントがあります。
・保安検査場
・搭乗ゲート前
エアアジア各社の拠点でアジアのハブ空港、タイのバンコク(ドンムアン空港)、マレーシアのクアラルンプール国際空港はこれまでに何度も利用していますが、カウンターを除く場所だと保安検査場や搭乗ゲート前で計量を実施していました。
保安検査場ではそれなりの頻度、搭乗ゲート前は目視or抜き打ちが多いです。
WEBチェックインやキオスクの自動チェックインでカウンターを通過しても、これでは通用できない仕組みになっています。もちろん事前にコインロッカーや手荷物預かり所で預けた荷物を受け取った後でも同じです。
しかしながら、これは決して搭乗者全員に対して行っているようではなく、対応する係員の判断が多い印象を受けました。特にトランクケースや大量のおみやげを持っている方などは抜き打ちや計量を求められている光景を実際によく見ました。
私はいつもバックパックで海外へ行っていますが、この点いずれも目視でパスでした。もちろんサイズもあるとは思いますが、大型の40リッターでも問題はありませんでした。
容量超えにならないためのオススメの方法
そこで、容量越えをしてしまいそうだなという時にオススメしたいのが、サブバッグを有効活用するという点です。
サブは小さく折りたためる、口が広めでしっかりしたエコバッグがオススメです。
行きはメインバッグに収納。帰りはかさばりやすいお土産などを。エコバッグ程度ならば、座席下にも問題なく収納でき口が広いとすぐに出し入れもできるので楽チンです。
PCバッグなどは折りたたみに難があるのと容量があるので、その点においてはエコバッグの方が優れていると思います。
またエアアジアは、サブも含めて持ち込み上限は7kgまでと先ほど説明しましたが、エコバッグであれば係員による目視のパスが多く、これまで計量をされたことは一度もありませんでした。実際、他の人の口コミでは多少の重量超えであれば見逃してくれる場合もあるようです。
私が利用したバンコクのドンムアン空港ではドロップカウンターに寄りましたが、エコバッグは計量機に載せなくて良いと言われたことすらあります(実際は対応の係員にもよると思うのでこれには全て自己責任でお願いします)
以上をまとめると
バックパック(メイン)+エコバック(サブ)の組み合わせがオススメ
また合わせて持っていると便利なのが、旅行用電子はかりです。計量機のない場所でも簡単に重量を測ることができ、軽いので持ち運びにも便利なLCC旅行者必須アイテムです!
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価格:1,452円 |
そして先述しましたがエアアジアに限らずLCCを使う場合は、私は全てバックパックで搭乗をしています。
イギリスのカリマー(karrimor) というブランドの「リッジ(Ridge)」というモデルを愛用しています。容量は40リッターながらバックパック単体の重さは1.5kgほどなので、先日に5泊7日の東南アジア旅行の際にも7kgまでに抑えることができました。
トランクケースは軽量のものでも2kg以上はあると思うので、少しでも重量を軽く済ませたい場合はバックパックはオススメですね。
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このリッジにおいては、肩腰部分のサポートが頑丈なので、腰痛持ちの私でも疲れづらく旅行中はとても重宝しました!カラーバリエーションも豊富なのも特徴です。
まとめ
今回はエアアジアの例で説明しましたがそれ以外のlCCも、機内持ち込み手荷物制限が5~7kg程度と定めている会社が多いようです。
国内でさえ7kgに抑えるのが大変なのに、海外なんて無理!という方も、LCC搭乗に即したアイテム選びや各航空会社の規定ルールと事前に内容をしっかり理解しておけば、当日追加料金を取られた!なんてことも少ないと思うので、LCCにまだ乗ったことのない方もぜひこれを参考に利用してみてくださいね!