シンガポールからフェリーに乗船し約1時間。
インドネシアの島「ビンタン島」へ行ってきました!
シンガポール観光の合間にも気軽にいけるので、旅行代理店のツアーでも人気の島です。
今回はビンタン島へ向かう船内の様子やターミナルの紹介をまとめてみます。
ビンタン島の位置は?
海峡を挟んでシンガポールの南東約45kmにあるインドネシア領の島です。
近年シンガポール観光と併せて島を訪れる観光客が増え、北部エリアを中心としたリゾート開発が進んでいますが、まだまだ手付かずの自然が多く残るネイチャーアイランドです。
ビンタン島の属するリアウ諸島州の州都、タンジュンピナンまでは距離が少し離れており、シンガポールからリゾート目的で訪れる際は、主に北部エリアの宿泊先を選択することをオススメします。
シンガポールからビンタン島への行き方
シンガポール経由で入島する手段は高速フェリーを利用します。
チャンギ国際空港の南側に位置するタナメラフェリーターミナルが発着です。
フェリーターミナルへ行く手段はいくつかありますが、
今回は市街からバスでのアクセス方法についてご紹介したいと思います。
タナメラフェリーターミナルへバスでのアクセス方法
タナメラフェリーターミナルへはMRTの駅からは離れたところに位置しているため、バスやタクシーの利用が一般的です。
バス利用の場合はMRT東西線「タナメラ」駅で降りて下さい(MRTぺドック駅も利用可)
タナメラ駅前のバス停で乗換です。出口はB出口を出たところにあります。
路線バス「35または35M」がフェリーターミナル行きのバスです。
運行間隔は約15〜20分間隔。乗車約20分で到着します。
ビンタン島北部へ行くフェリー会社
数社のフェリー会社のカウンターがありますが、ビンタン島北部リゾートを結ぶ
フェリーはビンタンリゾートフェリーという会社が運営しています。
事前予約をしていない方は、会社と行き先を間違えないように注意しましょう。
出国前にすること
事前予約した方はカウンターでバウチャーを提示、未購入の方は直接購入することになります。
私は予約をせずに当日購入しましたが、乗船したい便がすでに満席で次便になってしまったので、ネットの事前予約が間違いないかと思います。
購入後はカウンターでQRコード入りの搭乗券を受け取ります。
フェリーの座席クラスは二つあり、エコノミーとエメラルドクラスに分けられています。
エメラルドクラスは専用ラウンジ利用と、革張りの専用座席が確保されています。
各クラスの乗船料金は下記の通り。
■エコノミークラス フェリー乗船料金
片道:大人$45 子供$40
往復:大人$58(オフピーク)$70(ピーク)$64(オフ+ピーク)
子供$50(オフピーク)$58(ピーク)$54(オフ+ピーク)
■エメラルドクラス フェリー乗船料金
片道:大人$67 子供$58
往復:大人$102(オフピーク)$114(ピーク)$108(オフ+ピーク)
子供$86(オフピーク)$94(ピーク)$90(オフ+ピーク)
※オフピーク(月〜木・祝日前日は除外)ピーク(金〜日・祝日・祝日前日)
詳細についてはビンタンリゾートフェリーのホームページでご確認ください。
チェックイン後の出国の流れについては、手荷物検査から出国審査は飛行機と同じ流れです。搭乗券、パスポート提示のほか、シンガポール入国カードの半券を求められましたので、こちらも事前に用意しておきましょう。
なお、ビンタン島はシンガポールと−1時間の時差があるので、時計の針を変えることをお忘れなく!
タナメラフェリーターミナルの様子
館内にはセブンイレブン、土産物店、両替商、カフェなどがあり、
ビンタン島へ行く前にここで購入することもできます。
私はここで日本円からインドネシア通貨のルピアに両替しましたが、レートは良くも悪くもない感じでした。
ゲートを通過したあとは、免税店と小さなスタンド式のカフェがあります。
ミルク入りのコピがとても美味しかったです。
ビンタンリゾートフェリーに乗船
14時発のエコノミーに乗船しましたが、ほぼ満席でした。
定刻通りに出発し、1時間足らずでビンタン島のフェリーターミナルに到着。
あっという間の船旅です。
波も少なく揺れず、エアコンも効いていたので快適に過ごせました。
乗客層は欧米、中国、韓国の方が多く、日本の方もちらほら。
子ども連れのファミリーが多い印象を受けました。
到着後は、今度はインドネシア側の入国審査、手荷物検査を受け無事入国となります。
入国審査官に、宿泊するホテルと滞在日数を聞かれたので、
宿泊先のバウチャーもあったら受け答えは楽かもしれませんね。
ターミナルは小さいながらも土産店、両替商などが揃っています。
入口付近に各ホテルの送迎カウンターがあるので、ビンタン島で宿泊される方は迎えの送迎車もすぐに分かるかと思います。
土産店では高級ブランド珈琲「コピ・ルアック」がずらり。
ジャコウネコという動物の糞から採取した豆を使用する変り種のコーヒーですが、
ビンタン島ではどこの土産店でも目にする高級品です。
価格は日本円で約1,500円〜購入することができるのでお土産にもぴったりです。
おわりに
1時間足らずのショートトリップで、シンガポールとまた違う気分を味わえるビンタン島。
フェリーも快適でアクセスしやすい島なので、シンガポール観光だけでは満足できない方にはオススメです!