登山

晩秋の徳舜瞥山登山レポート!ホロホロ山へ縦走できるか?

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秋も深まる10月中旬。

胆振地方の人気の山、徳舜瞥山に登山してきました!

今回の狙いは徳舜瞥山からホロホロ山への縦走。

二つの山の歩行距離もそこまで離れていないため、
登山初心者でも手軽に縦走できると人気の山のようです。

果たして、登山初心者の私にも縦走はできたのか?レポートをお送りします!

徳舜瞥山の基本情報

難易度と登山時間

徳舜瞥山は標高1,309m、ホロホロ山は標高1,322mの山です。
ホロホロ山は胆振最高峰の高さを誇っています。

徳舜瞥山からホロホロ山までは尾根づたいに30分ほどで到達できるので、日帰り縦走する方が多く胆振地方で非常に人気の山です。

難易度:初級
時間:上り約2時間 下り約1時間50分

今回5人で登山をし、休憩を取りながらゆっくりと登りました。時間にして上りは約2時間、下りは約1時間50分ほどでした。もう少し早く上り下りできるかと思います。

登った感想としては急斜の箇所はさほどなく、全体的にはなだらかな登山道なので私のような初心者にも十分登りやすい山かと思います。

登山口駐車場


登山口には駐車場が整備されています。舗装されたアスファルト部分には15台ほど停められるスペースがありましたが、私たちが9時半頃に着いた頃には路肩部分にも停まっていたので、遅い時間から登り始める方は注意が必要です。

登山口までは、徳舜瞥山麓キャンプ場付近から向かうルートになります。キャンプ場から約3kmほどの山道を進みますが、舗装されているので運転慣れしていない方にも安心だと思います。私の車のナビでは徳舜瞥山登山口が検索では出なかったので、出ない場合はこちらの山麓キャンプ場で検索されると良いかと思います。

なお、登山口付近にはトイレはありません。

手前の徳舜瞥山キャンプ場の公共トイレが最も近いですが、無料キャンプ場ということあるのか清潔な感じはなかったので近隣の三階滝公園のトイレで済ませることをオススメします!

ちなみに私もキャンプ場のトイレを利用しましたが、同行者の意向で三階滝公園までトイレのために戻りました・・・。

午前10時 登山開始!

この日の天気は曇り。10月中旬ということもあり風が冷たく、レインウェアの下にもレイヤーの重ね着をし、厚手のタイツも装備し登り始めます。

登り始めてすぐに国有林のサイン看板がありました。徳舜瞥山の登山道にもホロホロ山の記載があるので二つの山の近接さが伺えます。ホロホロ登山道側にもあるのかな?

登り始めて3分ほどですぐに5合目サインがありました。

徳舜瞥山は登山口の標高がすでに高い位置にあるので、早朝からの登山ではなくとも比較的遅い時間帯からでも登りやすいかと思います。

少し進むとゴロゴロした大きめの石が転がっている箇所がありました。
元々は水が流れていたのでしょうか?

 まだ登山道の入口にも差し掛かっていなかったかと思い知る初心者・・・。張られたロープに沿って進みます。

 登り始めて10分ほどで、木々が生い茂った登山道っぽい登山道にようやく入りました。倒木にぎっしり生え揃った苔や、キノコも自生している登山道は登る楽しさがありますね。

沢沿いにどんどん登っていきます。

登山中、私が感じた1番の癒しスポット。ずっと見ていられますね。

登り始めから約25分ほどで6合目に到着。エキノコックスにも配慮し、湧き水を飲むのはグッと堪えます。

6合目〜7合目にかけての登山道は木の根が張っている箇所が多いですが、気をつければそこまで難しい登りではないです。秋は落ち葉にも注意してくださいね。

登り始めて約50分ほどで7合目に到達。このあたりから笹藪が増えます。5〜6合目あたりに比べると少しつまらない感じの風景に感じてしまいました。

8合目までは約1時間15分で到着。雰囲気は7合目付近とあまり変わらない感じでした。

8合目をすぎたあたりから景色は少しずつ変わってきます。白樺や高山植物もちらほら見られるようになりました。

9合目までは約1時間半ほど。見晴台という名前だけに絶景の景色を期待したのですが、、周囲はガスがかっていて、何にも景色を拝めませんでした・・・残念。

ハイマツ地帯を通り過ぎるも景色は拝めず・・・と思っていた矢先

まさかの一瞬!

パーティ一同、ウォォォォォ!!!

歓喜でまさに絶叫でした(笑)

ほんと一瞬だけだったので、登山中祈った甲斐があったのかもしれないと思うことにします。ありがとう、山の神様!!

この辺からは強風でとても寒かったです。10月の山の寒さを感じます。

登り始めて約1時間50分でホロホロ山との分岐点に到着。

すでに登り終え下山中の人々が口を揃えて、頂上は強風で引き返しホロホロ山縦走は諦めたと口を揃えていたのですが、ここにきてようやく自分たちも理解した気がします。

なぜなら、尾根の先が全く見えず。。

これは縦走はできそうにありません。たとえ天候が回復しても、強風に耐えられるのかと思うと断念するのが懸命だと思いました。そう思いながら、まずは徳舜瞥山の頂上へ。

徳舜瞥山には2時間かけて無事に登頂。

が、強風すぎて寒い。寒すぎる。。強風で吹っ飛びそうになります。

景色も全く見えない中、登山客は誰一人いません。

下を覗き込むと、そこには崖、そして風。きっと視界が良ければ絶景だと思います。間違いない。白老側は太平洋も拝めるのだとか。

泣く泣くホロホロ山縦走は断念することにし、次は夏山でリベンジを誓うのでした。

縦走できませんでしたがお湯を沸かして貰い、恒例の山頂カップラーメンだけはしっかり食べて、そそくさ下山しました(笑)

まとめ

今回はホロホロ山縦走は叶いませんでしたが、徳舜瞥山だけでも十分楽しめる山でした。

高山植物も一部見られますし、登り始めてすぐの沢沿い歩きも気持ちよかったです。

また苔やキノコも生えている箇所も多く、目を楽しませてくれた登山でした。

下山中に見つけたベニテングダケが実に毒毒しい。

10時00分:登山開始
12時00分:徳舜瞥山登頂
12時30分:下山開始
14時20分:登山口到着

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