台湾一の超高層ビル「台北101」展望台から見る台北市内も絶景ですが、その台北101と台北市内を一度に眺めることのできる贅沢な絶景スポット「象山」をご存知でしょうか?
周囲四つの山からなる四獣山の一つの象山。台北101の駅から東側へわずか1駅行ったところにある「象山駅」が最寄りでアクセスもしやすく観光客にも登りやすい標高183mの山なんです!
今回は私が実際に象山に登った感想と内容をレポートします!
象山の場所・アクセス方法
象山へはMRT淡水信義線の「象山」駅を利用が便利です。
象山駅はこれといった商業施設が併設された駅ではなく、マンションが立ち並ぶベッドタウンの中の駅といった印象でした。
象山駅に着いたら二番出口から外に出ます。
駅を出るとすぐに目の前に公園があるので、駅前の標識「象山歩道」と記された通りを向かいます。登山道の入口まで約10分程度です。
通り沿いはコンビニや商店はなかったので、先に飲み物などは買っておきましょう。通りに沿って行くと、突き当たりにNOLAという飲食店がお店があるのでそこを左折します。
NOLAを左折したら写真奥の高層ビルの方向へ。
あとは通りに沿っていくと象山歩道のモニュメントが現れるのでそこが登山道入口です。

3つのルートのうち、定番の登山道を目指します
今回ご紹介するのは観光客にも定番となっている「象山北星實宮歩道」です。この登山ルートは六個の岩からなる人気の展望台「六巨石」にも最短でいくことができます。
写真は駅前にあった登山ルートの案内図ですが、緑で示されたルートを通ります。登山口から六巨石までは、ゆっくり登っても約20分程度で登ることができます。
六巨石からさらに山頂に向けて道は続きますが観光客の多くは六巨石まで登り、景色を楽しんだあとは来た道を折り返す人が多い印象でした。
私も今回は六巨石までを目指しました。
このルートは観光客以外も近所の人の散歩道として使われていたり、地元の人にも馴染みのある場所のようでした。とは言っても急な石段が続くので、革靴やヒールなどでは行かないことをオススメします!
真夏に登山してみた感想と持っていくべきもの
私が象山に登ったのは7月のとても暑い日でした。
午前11時頃の登山開始でしたが、この時間にはすでに気温が35℃まで上がり、汗だくになりながら登山しました。タオルや汗拭きシートは必須ですね!
登山開始早々から結構キツめな石段が続きますが、対面の幅感覚もしっかり確保されているので自分のペースでゆっくり登ることができます。
登山口から2〜3分ほど登り、早速振り返ってみると高層マンションの中層程度と同じ目線の高さになりました。
ビルとビルの合間からは台北101がその高さを覗かせます。
途中休憩ポイントもたくさんあります。象の形が可愛いこんなベンチも。
斜度がある石段が続く反面、だらだらとした平坦な道はほぼないので、標高180m程度の低山ながら登山をした気分も味わえる山です。
展望台前の急斜の石段途中にはこんな案内看板も。「あと3分だけです」と書かれた日本語にさらに足に力が入ります。
ようやくの思いで、登り切ると最初の展望台が見えてきます。
180度視界が開けたテラスへ上がると・・・
思っていたよりも近い!まさに絶景です!
夕暮れ時や夜景も人気の展望台ですが、日中も天気が良いと後方の山々までくっきり見ることができます。
目的地は六巨石なので、展望台をすぐ後にしてさらに登山道を上がります。
展望台からはさらに山頂側へ5分程度です。
正面に「象山」と記された石碑が見えてきました。
この石碑を上がると六巨石まではわずかです。登山口から約20分で無事に到着です。
手前の岩には写真撮影待ちの人だかりができていました。
岩の上に上がって、腰掛けたりポーズをするのが写真映えすると台北でも人気のスポットのようですね!
私は後方の岩の上に腰をかけました。風の通り道でとても気持ちがよかったです。ここで1時間くらい景色を眺めていました。それくらい居心地が良かったです。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
少し苦労をして見た台北の街並みはまた格別な思い出になることは間違いなしの絶景ビューポイントでした。
岩の上で風に当たるのもとても気持ち良いですよ。
ぜひ行ってみて下さいね!私も次は夜景にチャレンジしたいと思います。