あけましておめでとうございます。
この年末年始にセントレア経由で伊勢へ行ってきました。
今回初めて伊勢湾を挟んで対岸の、津とセントレア間を結ぶ高速船
「津エアポートライン」に乗船してきたので
実際に乗ってみた感想や乗り心地のレポートをします。
とっても快適な片道45分の船の旅でした!
セントレアから伊勢神宮などへ行かれる方もぜひ参考にして見てください。
津エアポートラインとは
出典:セントレア公式HPより
セントレア(中部国際空港)と三重県の津市の間を片道約45分で結ぶ高速船です。
空港、津の発着ともにほぼ1時間おきに1便出航しているので、
発着のタイミングが合えば、電車を乗り継ぐより最短で行くことが可能です。
時刻については公式HPを参考にしてください。
・空港発7時〜22時までほぼ1時間おきに出航(津側は6時〜21時)
・事前予約も可能(3ヶ月前から・欠航の場合は連絡が貰えます)
・クルーズ気分で非日常感を味わえる
搭乗レポート(津なぎさまち→セントレア)
セントレア側は空港のアクセスプラザ直結の
旅客線ターミナルから出航していますが、
津側の高速船は、津市中心部からバスで約15分先のところにある
「津なぎさまち」旅客ターミナルから出航しています。
車を利用される方はターミナル併設の
公設の無料駐車場を利用することができますが(駐車場の予約不可)
公共交通機関を利用する方は、津駅東口駅前のバスターミナルから
三重交通の「津なぎさまち」行きのバスを利用してください。
写真のアストTS前のバス停(2番乗り場)です。
切符の売り場で乗車券を事前購入することも可能ですが、
バスはsuicaやPASMOなども利用できました。
津駅前から津なぎさまちまで片道220円
終着の「津なぎさまち」で下車してください(朝7時・8時台は終着ではないようです)
使用のバスはよくある公共のバスでした。
下車後すぐ正面側に旅客船ターミナルがあります。
中に入り、窓口で乗船券が購入できます。
事前予約している方は、予約番号を告げると購入がスムーズです。
待合室はありますが、売店等はありませんでした。トイレや自動販売機はあります。
乗船10分前に誘導のアナウンスが流れるので、
あとはスロープへ出てスタッフさんに乗船券を見せて乗船です。
荷物チェックなどもなく、とても簡単でした!
いよいよ、乗船です。
想像していた以上にかっこいい船体!
高速艇カトレアです。乗員108人乗りの見た目以上に大型でした。
伊賀の国だけあって「忍者高速船」というキャッチコピーでPRしているようです。
船内はこんな感じ。
座席は2列・3列シートで固すぎずちょうど良いシートです。
座席は自由席なので、好きなところに座ることができました。(別途料金の特別席もあり)
足元のスペースも特急電車にも全く引けを取らず、
網棚もしっかり完備されているので、大荷物も安心です。
また、船内バリアフリー設計で障がいの者の方にも安心設計。
Wi-Fiやテレビも完備されています。
陸を離れてから45分の乗車時間はあっという間でした。
揺れも本当に少ないのが驚きでした。
晴れた日には、視界が開けた伊勢湾の景色を堪能することができますよ。
ここにも忍者が!笑
以前は、セントレアから四日市などにも高速船が運行されていたようで
今は休止されてしまったとのことですが、この速さなら船の選択肢も増えますね。
乗船料金(片道)は以下の通りです。
中部から津までの特急乗車料(名鉄・近鉄で3,140円)に比べても安価です。
大人2,470円 小人1,240円
(幼児は大人1名につき1人無料、他学生・障がい者運賃あり)
また「津なぎさまち」からバス乗継で伊勢神宮や鳥羽まで直行できる
専用バスプランも用意されていて、セントレアから伊勢まで
最速2時間強で行くことができる最短ルートなので、ぜひ検討してみてくださいね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
セントレアから伊勢、鳥羽方面へのアクセスの一つとして津エアポートラインは
金額的にも使い勝手の良いシステムでした!
いつもは電車を使っている方も、たまに違うアクセス方法で利用されてはどうでしょうか。
日頃、船に乗る機会が少ない人にもオススメです。