SNSでも話題の「トトロの木」が山形にあるのをご存知でしょうか?
トトロの木は通称で、山形県北部、鮭川村の小杉地区にあるスギの木であることから「小杉の大杉」と呼ばれています。
山あいにあるため、今回は車で行くことにしましたが、あのトトロを彷彿とさせるシルエットで時間をかけても行く価値ありのスポットでした!
ジブリファンも必見のトトロの木
今年インスタグラムで偶然紹介されているのを見て、いつか山形に行くことがあれば行って見たいと思っていました。
早くも山形に行く機会ができたので、少しアクセスがしづらい場所でしたが、これも何かの縁かもと思い、レンタカーを借り足を伸ばしてみることにしました。
樹齢1000年を超えるスギの巨木
後に観光ガイドブックで知ったのですが、鮭川村が属している山形の最上地方は、トトロの木以外にも日本最大級の巨木が多く自生している、知る人ぞ知る自然豊かなエリアのようで、その幾つかは天然記念物の指定を受けるなどをし観光スポットになっているのだとか。
トトロの木は樹齢1000年以上、樹木の高さは高層マンション6階に相当する20m、根回りはなんと6.3mもあるスギの巨木。鮭川村の天然記念物に指定され、縁結びや子宝に恵まれる開運の木としても崇められています。
草原の中にポツンと一本だけ聳え立つ威風堂々とした姿に、私もその場でしばらくの間、圧倒されていました。
アクセス方法
鮭川村はあまりアクセスが良いとはいえないところにあるので、訪問するには車で行くことをオススメします。私は仙台から行きましたが、仙台市内からは約3時間ほど、山形市内からは下道で約1時間30分程度はみたほうが良いかと思います。
カーナビで検索する場合は、通称の「トトロの木」ではなく、「小杉の大杉」と検索すれば、ヒットするかと思います。
名 前 | 小杉の大杉 |
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住 所 | 鮭川村曲川小杉 |
駐車場 | 10台(無料・冬季間除雪なし) |
見学時間 | 自由 |
交通機関 | JR羽前豊里駅より鮭川村営バス大芦沢行き乗車 |
いざ、トトロの木の見学へ
鮭川村に入ってから、山道をしばらく走ります。
カーナビの案内が近づくと、「小杉の大杉」と書かれた標識が見えるので、案内に沿って進みます。
道なりに進むと集落が見えてきました。
民家の側にある水田に、手書きの看板がありました。
観光客に気遣ってくれるこうした心遣い、とても嬉しくなります。
指示された通りに狭い私道のような道を入って行くと、車一台がギリギリ通れる幅の小橋に差し掛かります。さらにそこからは狭隘の坂道になり車寄せがないため、どちらかが譲らないと通れない狭さなので、運転慣れしていない方は、日頃から運転慣れしている方に任せたほうが安心かと思います。
坂道を上りきると、直ぐに駐車場に到着します。
車10台程度が停められる、管理の行き届いた駐車場でした。自動販売機やトイレ、展望台もあるのでちょっとしたひと休憩にも良いですね。
駐車場に車を停め、トトロの木へ向かいます。
展望台からでも眺めることはできますが、この際は近くまで行って見ましょう。
少しだけゆるい下り坂を進みます。
私有地の畑が側にあるので、こちらはマナーを守って見学をしましょう。
遊歩道はしっかり整地されているので、サンダルでも大丈夫です。
駐車場から2〜3分で到着です。
シルエットが完全トトロに見えます!
撮影ポイントからは、木の全景が入るのでおすすめです。
ベンチもあるので、ゆっくり座っても見られます。
幹の部分には説明用の看板が掲げられていました。幹の太さもさることながら、枝張は17メートルもあるようです。幹には触れることができませんが、そのダイナミックな大きさにはパワーを貰える感じがしてきました。
周囲は散策できるよう整備されているので歩きやすく、悪天候時でも安心です。
まとめ
想像以上のトトロのシルエットで立ち寄ってよかったと思うスポットでした。
道も整備されているので、子どもとも気軽に行けますよ。
ぜひ、次の山形観光の一つとして検討してみてくださいね!