こんにちは、週末ブロガー、ユウです。
三連休初日!北海道の秋釣りの醍醐味「アキアジ」を狙いに
道北屈指のスポットである枝幸町へ行って来ました!
今回釣り素人の僕にも釣ることができたのか??
素人目線でのレポートでお送りしたいと思います!
アキアジは初心者にハードルが高いのか?
レポートが長くなりそうなので、まずは釣果の結論から言います・・・

釣れました!!
銀ピカの鮭ちゃん待ってたよー!
全体で6本上がり、しかも個人的な釣果は二匹でした(オス1匹・メス1匹)
これだけでは完全なビギナーズラックですが、同行者の方々に助けて貰いながら釣りに集中することができたのは本当に良かったです。
以前僕でも行ったことがある、カレイやホッケ釣りに比べると釣果がなかなか上がらずハードルの高い釣りでしたが、アタリの際のコツやちょっとした心掛けで釣り上げるハードルはグッと下がると思います。
なぜ、素人の僕でも釣り上げることができたのか、以下で説明します。
ルアー遠投はひたすら実践あるのみ?

今回、百戦錬磨の釣りを本職とする方々とも同行させて頂いたのですが
まず驚いたのが、鮭が居るであろうポイント部分にしっかりと仕掛けを垂らすことのできるキャスティングの技術。
キャスティングする際の音が、全然違います。
僕の音が「シュッ」であるのに対して、
マスターの方々は「ビュン」って感じです(笑)
決して力で遠くまで飛ばしている感じではなく、ロッドのしなりと反発力をうまく活かしてキャストができているということ。
上手く表現できませんが、ルアーの重みも意識(ロッドにしっかり載せる)大きく振りかぶることもなく体重移動も本当にスムーズ。
僕は力任せにキャストをしていたので、だいたいは大きく山なりになって自分の目の前にルアーが落ちていました。
それだと、せっかく鮭が跳ねているポイントに目掛けて仕掛けを垂らすことができないんですよね。
何とももどかしい気持ちになりました(くやしい・・・
そしてそんな中、トラブルも発生。
過去に何度か釣りに行ったことはあったのですが、長尺のロッドは使ったことのない素人でしたので、長さを意識せず、また船上で強風をまともに受ける中でロッドの先にラインが絡まりやすいことも把握せず、ただ力任せにキャストをして・・・
ボキッ!
そうです・・・ロッドが折れました。。
マスターに借りた大切なロッドを、開始早々に折ってしまったのです。
これには本当に反省をしました。
タイトルに矛盾するようですが、実践する前に同行者(経験者)のキャスティングはしっかり観察する。それをしっかり把握した上で見よう見まねでやってみる。
いきなり力任せにキャスティング(基本)をしたところで、釣りどころか肝心の道具すら失うことにもなりかねないと思います。
それからは早くやりたい気持ちを堪えながらも、マスターの方々の教えやキャスティングを参考にしていました。
また、振りかぶる側の利き手の右手ばかり力を入れていたのですが、ロッドの端っこを支える左手で手前にうまく引き寄せていました。
左手はただ持っているだけではなく、左手で反発力をサポートするということでしょうか。
あと最初は狙いたい方向への視線もブレブレでした。
これを着水したいポイントへ視線をしっかり向ける
他にも素人目線では理解できないようなコツが色々とあると思いますが、これだけを実践するだけでも少しまともにキャスティングできるようになりました!
遠くに着水することができれば、鮭がいるポイントへもしっかり届くことができる!
ロッドを折った後でテンションも下がっていましたが、鮭を釣ることがマスターへのせめてもの恩返しと思い、ひたすら上記を実践することで最終的に二匹を釣り上げることできました。
実際他にも僕と同じ釣りビギナーは四人いたのですが、実際釣り上げることができたのは僕ともう一人の方でした。もう一人の方はキャスティングが上手くマスターにも褒められていたので、これは偶然ではないと思います。
僕も最初は全く釣れなかったのですが、先述のことを意識してから釣果が上がりました。
同じビギナーの方は是非参考にして貰えればと思います。
アキアジルアー釣りで初心者が大切にしたい3つのこと

1「ルアーをゆっくり巻き上げること」
今回ルアー釣りを行なったのですが、まずマスターに教わった一つでした。
釣り場は浅瀬のため、昆布などの海藻に引っかかる恐れもありますが、基本的にルアーをゆっくりと巻き上げていくことを意識しました。
これは鮭の習性が関係しているとのことでした。
鮭はゆっくりヒラヒラと動くものを加えるため、巻き上げるスピードが早いとルアーを食いません。鮭の習性を活かしてじっくりと巻き上げていきましょう。
2「アタリがあってもすぐに合わせない」
また一番肝心なことが、アタリがあったときはすぐに合わせたらいけないということ。
一番最初に「コツ、コツ・・・」と小刻みなアタリが来た時に、思わず嬉しくなりすぐに巻き上げてしまったのですが、折角の鮭をバラしてしまいました。
大きなアタリ(鮭の重さを感じる)まではじっくり巻き上げましょう。
そして大きなアタリが来たときは、鋭くロッドを立てる。
鮭は口が固いので、このアタリの見極めが初心者が釣り上げるための重要ポイントでした。
3「鮭の居るポイントを探る」
今回は岸からではなく遊漁船での沖釣りをしたため、船長のアドバイスのもとで何度もポイントを変えながら釣りをすることができたのも、釣果を上げることができた大きな要因でした。
鮭は基本群れで回遊するので、当たり前のようにポイントの引き当ても肝心となります。
ただ良いポイントを引き当てても、長時間使った餌を全く変えないとか基本的なことを無視しないことを前提にしてですが。もちろん他にもいっぱい要素はあると思います。
そして、このシーズンはどこの釣り場も大変混雑します。
船長曰く、シーズンになると沖のポイントにもプレジャーボードや遊漁船でいっぱいになるくらい混雑するようでした。もちろん岸側は場所取り合戦になります。
事前にどこに入るのかの準備を入念にしましょう。
また初心者の方は僕と同じように遊漁船に乗るのも一つの手だと思います。
ちなみに僕が今回行ったところは山臼漁港というところです。
道内でも人気の鮭釣りポイントで、ここから近い乙忠部漁港や音標漁港もシーズン中は多くの釣り人で賑わっているようです。
そんな枝幸町はまさに鮭の楽園ですが、町のHPでも釣り人のマナーについての記事がありました。アキアジ人気の影で自治体もとても苦労されているようなので、初心者も最善のマナーを守って楽しい釣りにしましょう!
まとめ
初めてのアキアジ釣りのレポートなので、釣り好きな方から見れば、こいつ何言ってんだと思われても仕方ない記事だと思いますが、あくまでも僕のような初心者目線で見た、心掛けたいポイントをいくつか紹介してみました。
アキアジは初心者でも大きな魚を釣ることのできる、秋の北海道の醍醐味だと思いますので、ぜひ次の週末は少し遠出して楽しんで見てはいかがでしょうか。
・経験者のキャスティングを真似る
・鮭の習性を理解する
・釣る場所と手段を考える