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青函フェリー乗船レポート!安すぎる函館〜青森間・最安値の船旅

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北海道新幹線が開業し、津軽海峡を横断する手段が増えたのは2016年のこと。

開業により本州と北海道を高速移動することが容易くなりましたが、開業から4年が経った現在の乗車率は今一つ伸び悩んでいる印象を受けます。

そんな中で新幹線よりリーズナブルで移動ができるフェリー航路の存在感はますます高まっているようにも思います。

新幹線より乗車時間は掛かりますが、バイクや車とともに乗船したり、深夜の移動手段としても有効活用できるため、様々な旅のスタイルに適応できるのは魅力的です。

津軽海峡で運行中のフェリー会社は、津軽海峡フェリーと青函フェリーの二社がありますが、今回最安値で移動ができる青函フェリーの船旅の模様をご紹介します。

青函フェリーと津軽海峡フェリーの違い

青函フェリーは函館港から青森港まで約3時間50分で結び、8往復16便が運行されています。

現在4つの船舶が就航されていて、最も大型の「はやぶさ」は旅客定員300名、小型の「あさかぜ5号」は定員103名の便が就航しています。津軽海峡フェリーと比べると船のサイズが小さ目のため揺れが多いと言われていますが、よほど船酔いをする人を除けば、それほど気にはならないのでないかと思います。

また青函フェリーは「共栄運送」と「北日本海運」の二社による共同運行で、トラックの利用が多い貨物主体の船舶のため、旅客主体の津軽海峡フェリーとは少し様相が異なります。

運賃について

青函フェリーの運賃は2シーズン制で非常にわかりやすい料金設定です。10月〜5月、6月〜9月の二期の価格のみで後者の価格が高めの設定。

津軽海峡フェリーと比べるとリーズナブルな設定で、最安値で函館〜青森間を旅行したい方に強い味方ともいえます。

WEB予約について

さらに今年4月から、青函フェリーのホームページ上でWEB予約ができるようになりました。WEB予約限定で、早割企画や通常価格よりお得になるキャンペーンも行っています。

現在片道ごとの予約やクレジットカード払いのみの対応となるので、若干手続きが煩雑な部分もありますが、窓口や電話同様2ヶ月前から予約ができるのはありがたいですね。

「3号はやぶさ」に乗船した記録

搭船手続き〜搭船

人だけで利用する場合は、車両と同じ乗船口から徒歩で乗船するのが特徴です。

予約している場合は30分前までに窓口で乗船手続きを済ませます。車利用の方は車検証が必要になるので事前に準備をしておきましょう。

乗船10分ほど前にアナウンスがされるので、徒歩で自ら船に向かいます。タラップはありませんが乗客が乗り込むまで車両は船前で待機しているので、安全面はしっかり配慮されています。

船内の様子・座席・設備について

私が乗船した「3号はやぶさ」は椅子席、カーペット席の両方が用意された客船でした。比較的小さい船体ですが、思っていたよりは揺れも少なく快適でした。

ドリンクやカップラーメンの自動販売機の設備もあるので、最低限の持ち込みだけでも安心して船内で過ごすことができます。

Wi-Fiも完備されていますが、事前登録が必要で30分ごとに回線が一度切れる仕様となっています。快適さをそこまで求めないのであれば許容の範囲かと思います。

カーペット席は広く快適です。子供連れの方が多く利用していました。横になりやすいのは安心ですよね。カーペット席には所々にコンセントがありました。

他にはシャワー室も無料で利用することもできます。

フェリー乗り場までのアクセス

フェリーターミナルへのアクセス(函館港)

函館駅から車で10分程度のところにあります。タクシーで行く場合は津軽海峡フェリーのターミナルとは離れているので、青函フェリーターミナルと伝えてください。

徒歩の場合は最寄の五稜郭駅からは徒歩で30分ほどと離れているので、荷物が多い場合は車やバスで行くことをオススメします。

車・タクシー 函館駅から約10分・五稜郭駅から約10分
バ ス 函館駅前から約11分・函館駅前ターミナル14番乗り場から乗降
徒 歩 函館駅から約45分・五稜郭駅から約30分

フェリーターミナルへのアクセス(青森港)

青森駅(西口)から車で10分、新青森駅からも10分のところになります。函館港とは違い津軽海峡フェリーのターミナルとは近接していますが、それぞれ単独のターミナルのためタクシー等で行く場合には、こちらも青函フェリーターミナルと告げてください。

徒歩の場合は青森駅(西口)から約45分、新青森駅から徒歩約40分と離れているので公共交通機関利用を強くオススメします。

車・タクシー 青森駅から約10分、新青森駅から約10分
バ ス 青森駅、新青森駅、各主要観光施設から「ねぷたん号」が運行しています(大人300円・小学生150円)
徒 歩 青森駅(西口)約45分・新青森駅約40分

駐車場について

函館、青森各フェリーターミナル隣接で旅客専用の駐車場が用意されています。函館側は駐車場の数も限られているので、早めにターミナルに行くことをオススメします。なお、駐車場に車を置いて行く場合は、窓口で鍵を預けてから乗船します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

新幹線と比べると少し時間の掛かる船旅ですが、時間にゆとりのある方、最安値で旅行をしたい方にはオススメのフェリーでした!

ぜひ次の本州〜北海道間の旅行に使ってみてくださいね。

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